至福の時の始まり -新千歳遠征-

イメージ 1

再び戻った生コンポイントでしたが,
急速に広がり始めた雲で,
夕景も期待できなくなったので,
すぐに撤退しました。
この時,なぜか到着機の滑走路が,
普段は使わない19Rになっていたのです。
通常,新千歳では19を使う時は,
ターミナルに近い側の19Rを出発機,
遠い側の19Lを到着機が使います。
こうすることで,
2本の平行する滑走路を効率よく運用しています。
なので19Rに着陸するということは,
離陸と着陸の両方を,同じ滑走路で行うという運用で,
効率が悪くなってしまいます。
あれれ?と思いながら,19エンドに移動しました。

19エンドに着いて,
降りてくる飛行機を待っていて,
その理由が分かりました。
雲と思っていたのは,濃い霧だったのです。
(まず、到着機の轟音が聞こえて、それから姿が見えました)
これは苫小牧沖から流れてくる移流霧で,
かなり濃くて,急激に視界が悪くなるようです。
そこで,19Rで新しく運用が始まったILS CAT-aのある側に
降りていたのですね。
(CAT-aによって、霧による欠航が少なくなったようです)
そのお陰で,長い誘導灯も絡めることが可能になりました。
(通常の19Lでは,誘導灯も短く,また近くに行けないのです。)

さらには,ベイパーまで見られる状況でした。

至福の時間の始まりです!!

ここに着いてからは,
もう最高に興奮しながら,
撮影が不可能になる暗さまで撮っていました。

写真は,ここで最初にとった1枚です。