懐かしの関空~シアトル直行便(NW096便 DC-10)

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つい最近まで,飛行機に乗るのが怖くてしかたありませんでした。(そのあたりのことは,「きっかけ」シリーズに書いています。)なのに,嫌いだった時期の方が,むしろ今より仕事で飛行機に搭乗することが多かったように思います。今回は,その頃のお話です。

十数年前から何年か続いて,夏ごとにアメリカ西海岸のシアトルに仕事で行っていました。ここはご存じの通りボーイング社の本拠地であり,またイチローで有名なシアトルマリナーズの本拠地でもあります。ところが,私が行っていた頃は,私自身がまだ飛行機には目覚めておらず,またイチローや佐々木など日本人選手が活躍する前でもありました。シアトル・タコマ国際空港からシアトルダウンタウンへ向かう高速道路からボーイング社の工場(できたての飛行機がありました)を見ても,マリナーズの試合を観戦しても,あまり関心を持つことがなかったのです。

今から考えると,何とも残念な限りです。作りたてのB777も,見たような気がします。今なら,絶対に沢山の写真を撮っていることでしょう。

そして当時は,関空~シアトルに直行便が運行されていて,使用されていた機材も,日本ではめっきりと少なくなったDC-10でした。これも,今なら搭乗記(例えば,CAさんが最近のCMの「フィッシュ オンリー」の雰囲気そのものだったことや独特の上昇感など)を書いたり,機内外の写真を撮ったりしていたことでしょう。と残念なことばかりです。そして,この便もいつの間にか消えていました。

残っているのは,8年位前に関空に遊びに行った時に,コンパクトカメラで撮影したNW096便の写真と,当時のBoarding Passなどの紙類だけです。これでも,今では貴重な思い出の品々となりました。