大事に至らなくて良かったです

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5日の夕方、
天気が良かったので、
久しぶりに伊丹空港の展望デッキに行きました。
夕焼け空が素敵で、夕日も綺麗で、
うきうきとしながら撮影をしていました。

完全に日も沈んで、
だんだんと撮影条件も厳しくなってきたので、
そろそろ撤収しようかなと考えていた時でした。

絶滅危惧種のMD-87が、誘導路タキシングしていきます。
まだ飛んでいたんだぁと嬉しくなりました。
タワーの交信を聞いていると、
ターミナル側の滑走路32Rへの進入を許可されました。
もうすぐ離陸!と思ってカメラを構えていると、
なぜか、そこにANAA320が着陸してきたのです。
慌てて、まずはそれを撮影しました。
あれ??交信を聞き違えたかなと思って、
気に留めることもなく、あと少しだけ撮影して引き上げました。

そして・・・・・・
今日の朝のニュースを見て、驚きました。

宮崎行きJAL2441便(MD-87)が進入許可を受けたにもかかわらず、
そこに、指示を取り違え松山発ANA448便(A320)が誤って着陸。
幸いに、JAL機が接近中のANA機に気付いたため、
滑走路進入前に停止したために事故にはならなかった。
というものでした。

この光景を目の前で見て、撮影していたのでした。
報道されていたように、
JAL機が滑走路に入りませんでしたので、
見た目には通常の光景と変わりありませんでした。

伊丹では、
最近、着陸時の進入方式が変更されました。
以前はGCAで誘導されていた32Rが、
GCA誘導の廃止に伴い、
途中まで32LのILSの誘導電波に乗って降下し、
あるポイントで右旋回して、32Rのコースに乗るのです。

この方式に変更になってから、
着陸までの交信が、
複雑になったように思います。
こんなところにまで、合理化の影響が出ているのでしょうか・・。

とにかく、
大事に至らなくて良かったです。

上がANA448便(A320)、下がJAL2441便(MD-87)です。